ポータブル電源とは
ポータブル電源とは、大容量のバッテリーを内蔵している小型の蓄電池です。本体を充電しておけば、コンセントがない場所でもスマートフォンやパソコン、電気毛布、炊飯器などの様々な電化製品に給電できます。ポータブル電源の主な特徴は、以下のとおりです。
コンセントと同様のAC出力ポートを搭載する
モバイルバッテリーを超える大容量と高出力を備える
同時に複数台の電化製品に給電できる
屋外に持ち出して電化製品を動かせる
一般的なポータブル電源は、自宅の壁コンセントと同じ形状のAC出力ポートを複数備えているので、自宅で使用している家電がそのまま使えます。大容量・高出力により、スマートフォンやパソコンだけでなく、冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器などの生活家電にも給電が可能です。
持ち運びできる小型設計のため、コンセントがない屋外でも電気のある生活が実現します。一家に一台持っているだけで、キャンプや車中泊、災害時、節電対策などの幅広い用途で大活躍するでしょう。日常に快適さをプラスしたい方は、ぜひ導入を検討してみてください。
ポータブル電源とモバイルバッテリーの違い
一般的にポータブルバッテリーとは、ポータブル電源を指す言葉です。一方、モバイルバッテリーとは、スマートフォンやタブレットなどを充電できる小型の予備電源を指します。モバイルバッテリーとポータブル電源の主な違いは、出力・容量・出力ポートです。
出力(W)は供給可能な電力、容量(Wh)は1時間あたりに供給できる電力量を示します。モバイルバッテリーの出力は100W~200W程度ですが、ポータブル電源は数百Wや1,000Wを超える製品が一般的です。両者で給電できる電化製品には、以下のような違いがあります。
モバイルバッテリー:スマートフォン、タブレット、ワイヤレスイヤホン等
ポータブル電源:冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、テレビ等
また、モバイルバッテリーの容量は100Wh以下のものがほとんどですが、ポータブル電源の容量は100Whを超える製品がほとんどです。容量が大きくなればなるほど、より消費電力の高い電化製品を長時間稼働できます。出力・容量の大きさは、用途の幅に直結するのです。
さらに、ポータブル電源には、USB出力ポートだけでなく家庭にあるコンセントと同じAC出力ポートも備えています。一方のモバイルバッテリーには、USB出力しかありません。出力ポートの種類が増えれば、対応できる電化製品の種類も増えます。
ポータブル電源を選ぶ際の6つのポイント
ポータブル電源は様々なメーカーから販売されており、どれを選べばよいか迷われる方も多いでしょう。価格は数万円から数十万円にのぼるため、十分なリサーチをせずに購入すると後悔する結果になりかねません。ポータブル電源を選ぶポイントは、以下のとおりです。
EcoFlow DELTAシリーズ
連泊のキャンプや大家族の停電対策、電気代の節約など、大容量を要する場面で大活躍するEcoFlow DELTAシリーズ。業界トップクラスの出力と容量を備え、複数の大電力機器を同時に稼働できます。多くのモデルで容量を自由に拡張でき、人数や期間に合わせて柔軟に選択が可能。多彩な出力ポートを複数個搭載しているので、大人数の車中泊や、長期化する停電時でも家電をフル稼働させられます。一部の製品では、AC出力の分割コントロールも可能です。
幅広いシーンで活躍するポータブル電源
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キャンプ
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車中泊
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災害時
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電気代節約
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屋外作業
ポータブル電源があれば、キャンプのハードルを下げて、誰でも快適に楽しめるようになります。キャンプ料理では電子レンジや電気ケトルなどの調理家電が使用できるので、時短で楽しみたいキャンパーや、火を扱うのが心配な子供連れでも安心です。
電気ストーブや電気毛布、扇風機などの冷暖房機器が稼働でき、真夏や真冬のキャンプでも快適な気温に調節できるでしょう。キャンプのハードルが下がることで年中楽しめるようになるので、キャンプ好きにとってポータブル電源は必需品です。
その他にも、LEDランタンで夜の照明を確保できたり、キャンプシーンを撮影するカメラやスマホを満充電にできたりと、キャンプの幅が広がること間違いありません。
キャンプに最適なポータブル電源: 選び方と活用方法
自由気ままな低コストの旅が実現する車中泊においても、ポータブル電源は強い味方です。車中泊が可能なRVパークやオートキャンプ場、道の駅などに、電源が設置されているとは限りません。ポータブル電源があれば、場所を選ばずに車内で家電が使用できます。
車のメインバッテリーからは独立しているので、ポータブル電源でいくら家電を動かしても、バッテリーが上がる心配はありません。冷暖房機器や調理家電、照明器具などを稼働すれば、車内が自宅のように快適な空間へと早変わりするでしょう。
ポータブル電源と走行充電器を組み合わせれば、車の移動中にポータブル電源の充電が可能です。停車すると十分な電力が貯まっているので、夜通し家電をフル稼働できます。
【車中泊を快適に!】 ポータブル電源の選び方とおすすめアイテム
災害時の備えとして、ポータブル電源は重要な防災グッズです。地震や台風、雪害などの災害に見舞われて送電設備が損傷を受けると、3日以上にのぼる大規模な停電が発生します。
停電中も自宅の家電を動かし続けるには、ポータブル電源が必要です。冷蔵庫やエアコン、テレビ、照明器具などの家電に給電すれば、平常通りの健康的な生活が送れます。スマートフォンの充電も切らさず、家族との安否確認も可能です。
防災ラジオを稼働し続けていれば、最新の災害情報を収集できるため、迅速に命を守る行動に移れます。ソーラーパネルと併用すると、停電中に充電が切れる心配もありません。
【初心者ガイド】非常用電源は停電・防災の備えに必須!
電気代が高騰している昨今、ポータブル電源は家計の負担を抑えるために重要な役割を果たすアイテムです。電気代が比較的安い夜間に本体を充電しておき、電気代が高くなる日中帯に貯まった電気でまかなえば、買電量を大幅に減らせます。
また、ソーラーパネルとの併用も電気代の節約には効果的です。日照時間に自家発電した電気を活用すれば、電気代を大きく抑えることができます。ソーラーパネルで発電した電気はポータブル電源に貯めておけるので、好きなタイミングで給電できる点も魅力です。
さらに、ソーラーパネルで発電した電気は、エコでクリーンなので、脱炭素化社会の実現に貢献しつつ節電対策も行えます。
関連記事:家庭でできる6つの停電対策!ポータブル電源を用いた対策も併せて解説
工事現場やDIYなどの屋外作業でも、ポータブル電源は活躍します。電源がない場所でも電動工具をフル稼働できるようになり、作業効率は大幅に向上するでしょう。ポータブル電源には出力ポートが複数個搭載されているので、作業員の人数が増えても問題ありません。
LEDライトを駆使すれば、夜間でも安全に作業が行えます。コンセントから長い延長ケーブルを引き回す必要がなくなるので、つまづいて大事故につながる心配もありません。
化石燃料の発電機と違って、排気ガスが全くなく、騒音もほとんど出ないため、夜間の作業や狭い場所でも安全かつ快適に作業を行うことができます。
ソーラー発電機 vs ガソリン発電機|新しい時代の電源選び
4,096Wh
2,048Wh
2,048Wh
1,024Wh
3,600W
3,000W
2,000W
1,500W
(時間)
3.3時間で満充電
1.8時間で満充電
1.7時間で満充電
56分で満充電
(11Wh,Type-C)
353回
159回
143回
89回
(60Wh,Type-C)
62回
29回
26回
16回
(60W,DC)
66-125時間
29時間
29時間
16-32時間
(500W,AC)
7.2時間
3.5時間
3.2時間
1.8時間
(1000W,AC)
3.6時間
1.8時間
1.6時間
0.8時間
(1500W,AC)
2.5時間
1.1時間
1.1時間
0.5時間
EcoFlow RIVERシリーズ
アウトドアや避難を要する災害時など、携帯性が重視される場面で大活躍するEcoFlow RIVERシリーズ。想像を超える軽量さとコンパクトさを兼ね備え、移動の妨げになりません。コンパクトなボディにより、狭いスペースでもぴったり収まります。軽量コンパクトながらパワフルな性能を持つので、電化製品の長時間稼働も実現。ワイヤレス接続で容量を拡張でき、アウトドアや防災時に必要な分だけバッテリーを増設できます。
768Wh
858Wh
286Wh
230Wh
800W
600W
600W
300W
(時間)
70分で満充電
2.3時間で満充電
60分で満充電
60分で満充電
(11Wh,Type-C)
57回
56回
19回
16回
(16Wh ,USB)
39回
37回
12回
11回
(60Wh,Type-C)
10回
12回
4回
3回
(10W,AC)
24時間
47時間
16時間
15時間
(10W,DC)
60時間
60時間
20時間
18時間
最強のポータブル電源といえばエコフロー
01 世界最速クラスの充電スピード
EcoFlowが「最強のポータブル電源」といわれる理由は、世界最速クラスの充電スピードにあります。一般的なポータブル電源では満充電まで数時間以上かかることもありますが、EcoFlow独自の特許技術「X-Stream(エックス・ストリーム)」なら、容量1,024Whのモデルでもわずか40分で80%、56分で満充電を実現。急速でも電池への負担を抑え、安全性と効率性を両立しています。
02 安全にご使用いただくためのBMS搭載
バッテリーマネージメントシステム(BMS)は、ポータブルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池の電圧・電流・温度を監視し、管理・制御するシステムのことです。EcoFlow製ポータブルバッテリーにはすべて、リチウムイオン電池の過充電を防ぎ、安全に充放電が行われるよう独自の高性能なBMSが搭載されています。そうすることで、何年間もの連続使用に耐えるバッテリー性能を維持し、またお客様が安心してご利用いただけると考えております。
03 高出力であらゆる家電を動かせるパワー
EcoFlowのポータブル電源は、高出力設計により家庭用の多くの家電製品をスムーズに稼働できます。電子レンジやドライヤーなどの高出力家電にも対応し、アウトドアはもちろん、停電や災害時にも頼れる存在。冷蔵庫や照明などの生活家電を同時に使えるため、日常から非常時まで幅広く活躍します。
04 安心の純正弦波
EcoFlowポータブル電源のACポートは、家庭用コンセントと同じ純正弦波を採用しており、周波数も50Hz/60Hzで切り替えが可能です。純正弦波は電力供給が安定しているため、家電製品にダメージを与える心配がほとんどありません。パソコンなどの精密機器も、安心して使用することができます。
05 ソーラーパネルとの組み合わせが便利
EcoFlowのポータブル電源は、すべてのモデルがソーラーパネルと連携可能で、自宅やオフグリッド環境でも手軽に太陽光発電システムを構築できます。太陽光から直接充電できるため、電源のない場所でも安心。キャンプや車中泊、キャンピングカーでの旅はもちろん、停電などの緊急時にも心強い電源ソリューションです。 ソーラーパネルはこちらへ
06 アプリで遠隔操作できて利便性UP
専用アプリをお使いのスマートフォンにダウンロードしてペアリングすることで、EcoFlowポータブル電源から離れた場所でもAC/DC電源スイッチのオン/オフや電池残量の確認、システム待機時間の設定、本体のファームウェアの更新などが可能です。 EcoFlowアプリについてはこちら
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キャンプ、車中泊、停電時に
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