地震や火災、台風などの災害が起きた時に落ち着いて行動するには、実際に体を動かして学ぶ防災体験が役立ちます。東京には子ども向けのクイズやVRを取り入れた防災体験施設もあり、親子で楽しみながら災害時の行動を確認できるでしょう。
そこで本記事では、東京でおすすめの防災体験施設を紹介します。各施設でできる体験や、子どもと防災体験学習をするメリット、施設選びのポイントも解説するので、災害への備えを家族で見直したい方はぜひ最後までご覧ください。
東京のおすすめ防災体験施設6選
東京には、地震、火災、風水害、応急救護などを実際に体験しながら学べる防災施設が点在しています。災害への備えでは、大きな揺れが発生した時の行動や、消火器やAEDをどのように扱うのかなど、緊急時に必要な行動を事前に体験しておくことが重要です。
東京でおすすめの防災体験施設を紹介します。
- そなエリア東京
- 東京消防庁 本所防災館
- 東京消防庁 池袋防災館
- 東京消防庁 立川防災館
- 東京都北区防災センター
- しながわ防災体験館
それぞれの体験施設について、詳しく見ていきましょう。
そなエリア東京
江東区有明にある東京臨海広域防災公園内の防災体験学習施設。代表的なプログラム「東京直下72hTOUR」では、マグニチュード7.3、最大震度7の首都直下地震を想定し、発災から避難までの流れを体験しながら、72時間を生き抜く知恵を学びます。
東京消防庁 本所防災館
墨田区横川にある体験型の防災学習施設。地震や火災だけでなく、暴風雨や都市型水害まで幅広く体験できる点が特徴です。「自然災害コース」は約1時間45分で、防災シアター、地震、煙、暴風雨、都市型水害の5項目を体験します。
東京消防庁 池袋防災館
池袋駅から徒歩約5分とアクセスしやすく、地震・火災・救急などを総合的に体験できる施設。基本ツアーは約1時間40分で、地震体験、煙体験、消火体験の3項目に加えて、防災動画、VR防災体験、救急体験、図上訓練などから選択して学習します。
東京消防庁 立川防災館
多摩地域で防災体験ができる施設。防災ミニシアター、地震、煙、応急救護、消火、救出救助、VR防災体験の7種類があり、通常は好みの体験を最大4つ選べます。小さな子ども向けに「こども防災体験広場」があるのも特徴です。
東京都北区防災センター
「地震の科学館」とも呼ばれ、地震の揺れを中心に防災を学べる施設。起震装置では、関東大震災、阪神・淡路大震災、東日本大震災など、実際に発生した過去の地震を再現しています。煙体験や初期消火訓練、応急救護など、災害時に役立つ体験が豊富です。
しながわ防災体験館
品川区役所の防災センター2階にある防災学習施設。防災用品や家具転倒防止、感震ブレーカーなどの展示に加えて、訓練用消火器、屋内消火栓、初期消火・放水体験、車いすを使った要配慮者の避難誘導など、生活に近い内容が充実しています。
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防災体験施設では何ができる?主な体験6選
防災体験施設では、災害についての映像や展示を見るだけでなく、実際に揺れを感じたり、消火器を操作したり、煙の中を避難したりと、体を使った学習ができます。東京の施設を例にすると、防災体験施設で体験できる内容は、以下のとおりです。- 地震体験
- 消火・放水体験
- 煙・避難体験
- 風水害・暴風雨体験
- 応急救護体験
- VR・ARを活用した防災体験
それぞれの体験について、詳しく見ていきましょう。
地震体験
地震体験では、起震装置などを使って大きな揺れを体感し、地震が起きた直後にどのような姿勢や行動を取るべきかを学びます。実際に強い揺れを経験すると、立ったまま行動する難しさや、家具が固定されていない室内の危険性を具体的に想像しやすくなるでしょう。
施設によっては、室内だけでなく屋外やコンビニを想定した地震体験も用意されており、生活中に突然揺れが来る場面を意識した訓練ができます。
消火・放水体験
消火・放水体験では、火災を発見したときに行う初期消火の基本を、実際の訓練機材を使いながら学びます。大型スクリーンに映し出された火災を相手に消火器の使い方を練習したり、屋内消火栓やスタンドパイプによる放水体験をしたりと、内容は様々です。
実際に機材を操作すると、消火器をどこへ向けるのか、どの程度の力で持つのかなど、文章だけでは分かりにくい動作を確認できます。施設での訓練を通して、消火だけでなく避難や119番通報を優先すべき状況も学びましょう。
煙・避難体験
煙・避難体験では、火災が起きた建物から安全に逃げるための姿勢や判断を学びます。煙の特性や危険性を学んだ上で、煙と空気の境目である「中性帯」のある空間を避難します。
火災では炎だけでなく煙が命を左右する大きな要因になるため、煙が充満した空間からの避難行動を体験しておくことが重要です。親子で体験した後は、自宅で寝室から玄関までの避難経路を確認し、出口をふさぐ家具がないかも見直しましょう。
風水害・暴風雨体験
風水害・暴風雨体験では、台風や集中豪雨が発生した時の風や雨、水圧などを疑似的に体感できます。東京にある本所防災館にある暴風雨体験コーナーでは、風水害をもたらす強風や大雨を体験し、その激しさと危険性を学べるのが特徴です。
さらに都市型水害体験では、局地的な集中豪雨や津波に関する映像を見ながら、地下空間や自動車が浸水し、水圧がかかったドアを開ける難しさを体験できます。
応急救護体験
応急救護体験では、災害や事故で人が倒れたときに備えて、胸骨圧迫による心肺蘇生やAEDの使い方などを学べます。応急救護体験の主な内容は、以下のとおりです。
- 胸骨圧迫による心肺蘇生
- AEDの使い方
- 119番通報の流れ
- 傷病者の意識や呼吸の確認
- 三角巾を使った応急手当
- 止血方法
- 負傷者の搬送方法
- 救出救護の基本動作
応急救護を実際に体験するため、緊急時の一連の流れをイメージしやすくなります。
VR・ARを活用した防災体験
VRやARなどのデジタル技術を使った防災体験では、実際には安全上再現しにくい災害状況を疑似体験できます。VRの利点は、視界全体が災害状況に置き換わることで、避難時のどの場面で判断が必要になるのかを具体的にイメージできる点です。
ARは現実の空間へデジタル情報を重ねる技術で、防災学習施設やイベントでは災害リスクの可視化などに活用される場合があります。
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子どもと防災体験学習をする3つのメリット
子どもの防災教育では、災害の危険性を理解し、災害時に自ら判断して行動できる力を養うことが重要です。子どもと防災体験学習をするメリットを紹介します。- 災害時の行動を体験しながら覚えられる
- ゲームやクイズで防災を楽しく学べる
- 親子で家庭の備えを見直すきっかけになる
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
災害時の行動を体験しながら覚えられる
防災体験学習の大きなメリットは、災害時に必要な行動を体で覚えられる点です。例えば地震体験では、強い揺れの中で立って移動する難しさを感じ、身を守る姿勢を確認できます。
煙体験では、視界が悪くなる状況で体を低くして避難する重要性を学べるでしょう。消火体験では、実際に訓練用の消火器を操作するため、火災が発生した際の初期消火の手順や、消火器の正しい使い方を実践的に身につけられます。
ゲームやクイズで防災を楽しく学べる
防災体験施設には、ゲームやクイズを取り入れた展示があります。災害の被害や避難方法を文章だけで学ぶと、子どもにとっては難しく感じる場合があるでしょう。
一方、ゲーム・クイズ形式の施設では、遊びながら防災を学べるため、防災への興味を持ちやすくなります。そなエリア東京の「東京直下72hTOUR」では、被災した街を再現した空間を進みながら、タブレット端末に出題される防災クイズへ挑戦します。
親子で家庭の備えを見直すきっかけになる
親子で防災体験をすると、施設で感じた危険を自宅の環境へ置き換えて考えやすくなります。命を守るために親子で見直したい主な項目は、以下のとおりです。
- 家具の転倒・移動・落下防止
- 家族の避難場所と避難経路
- 家族がはぐれた際の集合方法
- 自宅周辺のハザードマップ
- 水、食料、携帯トイレなどの備蓄品
- 大規模な停電対策
子どもが体験から得た疑問をその場で終わらせず、帰宅後に親子で確認しましょう。
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東京の防災体験施設を選ぶ3つのポイント
東京の防災体験施設は、同じ「防災」をテーマにしていても、体験できる災害やコース構成が異なります。また、小さな子どもと訪れる場合は、年齢や身長によって参加できない体験がある点にも注意が必要です。東京の防災体験施設を選ぶポイントを紹介します。- 体験したい災害・訓練内容で選ぶ
- 子どもの年齢や身長制限を確認する
- 料金・所要時間・アクセスを比較する
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
体験したい災害・訓練内容で選ぶ
防災体験施設を選ぶ際は、自分や家族が学びたい災害・訓練内容から選びましょう。地震の揺れを重点的に体験したい場合は、関東大震災や阪神・淡路大震災、東日本大震災などを再現できる施設が選択肢になるでしょう。
消火や放水を実際に行いたいなら、訓練用消火器だけでなく屋内消火栓やスタンドパイプを使える施設がおすすめです。家族で訪れる前に、「地震」「火災」「水害」「救命」など優先順位を決めておくと、限られた時間を有効に使えます。
子どもの年齢や身長制限を確認する
子どもと防災体験に行く場合は、体験したい項目の年齢・身長制限を必ず確認しましょう。災害体験では強い揺れ、風、VR映像などを使用するため、安全上の理由から利用条件が設けられています。一例として、本所防災館で定められている制限は以下のとおりです。
- 地震体験:満3歳以上
- 消火体験:小学3年生以上
- 応急手当:小学4年生以上
- 暴風雨:小学1年生以上
- 浸水体験:小学5年生以上
- VR:小学2年生以上かつ身長100cm以上
- 救出救助:中学生以上
兄弟姉妹で年齢差がある場合は、全員が参加できる内容と保護者が交代して参加する内容を分けて計画するとよいでしょう。最新条件は来館前に公式サイトで確認してください。
料金・所要時間・アクセスを比較する
防災体験施設を選ぶ際は、体験内容だけでなく、料金・所要時間・アクセスも比較しましょう。料金が同じでも、施設によって1回の体験時間は異なります。
子ども連れでは移動時間や昼食、休憩も必要です。長時間の防災体験コースへ参加する場合は、開始時刻まで含めて余裕のある予定を立てましょう。
防災体験を活かす!ポータブル電源の重要性
停電中も電力供給を継続するには、ポータブル電源が必要です。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を蓄電し、コンセントが使えない状況でも家電に給電できる機器を指します。
ポータブル電源を常備しておけば、停電中もエアコンを稼働し続け、熱中症や低体温症を防げます。電気ケトルを使うと、レトルト食品やカップ麺などの調理が可能です。スマホを常に満充電にしておけるので、迅速な情報収集から避難行動へつなげられるでしょう。
家庭の防災に必要な性能|おすすめの製品
避難所へポータブル電源を持ち出す場合は、スマートフォン、LEDライト、通信機器などを充電しやすい携帯性重視の製品が使いやすくなります。一方、在宅避難では、冷蔵庫や複数の機器へ長時間給電するため、より大きな容量と定格出力が必要です。
EcoFlowは、家庭の防災に最適な以下の製品を販売しています。
- 避難所「RIVER 2 Max」
- 在宅避難「DELTA 3 Plus」
それぞれの製品について、詳しく見ていきましょう。
避難所「RIVER 2 Max」
定格出力500W、容量512Whのポータブル電源。約6.1 kgの軽量コンパクト設計なので、避難行動の妨げになりません。X-Boostで最大750Wの出力を誇り、避難所では自宅にある90%の家電に給電が可能です。本体にはライトが内蔵され、夜間の安全も確保できます。
30dB以下の静音設計により、避難所で使用しても他の被災者の迷惑になりません。7つのポートを搭載し、避難所ではスマホや電気毛布、ラジオなどを同時に動かせます。
→100W以下の小型家電の使用時間を最大2倍に延長している「RIVER 2 Max」
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在宅避難「DELTA 3 Plus」
定格出力1500W、容量1024Whのポータブル電源。X-Boost機能で最大2000Wの出力と、拡張後に最大5kWhの大容量を備えており、3日以上にのぼる大規模停電への対策にも最適です。約12.5kgの小型設計により、部屋中どこでも気軽に持ち運べます。
高度な電源自動切り替え機能を搭載しており、停電が起きると10ms未満で電気供給源がポータブル電源に自動切替。コンセントから最短56分で満充電できるので、使いたい時にすぐ使える点も魅力です。ソーラーパネルと併用すれば、停電中も70分で満充電できます。
→13個の多彩な出力ポートから複数台の家電に給電できる「DELTA 3 Plus」
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関連記事:災害時におけるポータブル電源の必要性を徹底解説!いらないと言われる理由と過去の大規模災害を事例とした判断基準
東京以外でおすすめの防災体験施設一覧
防災体験施設は東京だけでなく、全国各地に存在します。地域ごとに想定される災害が異なるため、旅行や帰省の際に現地の防災施設へ立ち寄ると、東京とは違った視点で学べるでしょう。東京以外でおすすめの防災体験施設は、以下のとおりです。関東【神奈川・千葉・茨城】
関東地方に点在するおすすめの防災体験施設を一覧形式で見ていきましょう。
東海【愛知・静岡】
東海地方に点在するおすすめの防災体験施設を一覧形式で見ていきましょう。
関西【大阪・京都】
関西地方に点在するおすすめの防災体験施設を一覧形式で見ていきましょう。
防災体験に関するよくある質問
最後に、防災体験に関するよくある質問を紹介します。- 東京で開催している防災体験ツアー・イベントは?
- 東京の防災体験施設は予約なしでも利用できる?
それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。
東京で開催している防災体験ツアー・イベントは?
東京都教育委員会は、2026年7月1日から2027年3月31日まで防災体験イベント「行こう、学ぼう、防災体験」を開催しています。対象は、小学生・中学1年生とその保護者です。防災ノートを活用しながらクイズへ挑戦するスタンプラリーも行われています(※1)。
※1参考:防災教育ポータルサイト「行こう、学ぼう、防災体験」
東京の防災体験施設は予約なしでも利用できる?
東京の防災体験施設は、予約なしで利用できる施設もありますが、全て同じ条件ではありません。「そなエリア東京」や「立川防災館」は、10名以上の団体で事前予約が必要です。
「本所防災館」は、防災体験ツアーを予約制で開催しています。「東京都北区防災センター」のAEDや応急救護、救出救護などは、1名でも事前予約が必要です。
まとめ
本記事では、東京でおすすめの防災体験施設について解説してきました。東京には、特色の異なる防災体験施設が点在しています。主な体験内容は、地震体験、消火・放水体験、煙・避難体験、風水害・暴風雨体験、応急救護体験などです。
ゲーム・クイズ形式の施設では、子どもが遊びながら防災を学べるため、防災への興味を持ちやすくなります。施設で学んだ後は、家具の固定、避難場所、ハザードマップ、水や食料の備蓄、停電時の充電手段などを家族で確認しましょう。
EcoFlowは、災害による大規模な停電に備えられるポータブル電源を販売しています。被災しても電力供給を継続したい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。
→100W以下の小型家電の使用時間を最大2倍に延長している「RIVER 2 Max」
→X-Boost機能で2000Wの家電まで稼働「DELTA 3 Plus」
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