冬の週末、スキー場の駐車場で車中泊すれば、朝一番から滑れるうえに宿泊費も抑えられます。一方で、エンジンを切った車内は氷点下まで冷え込み、一酸化炭素中毒による死亡事故も起きているのが実態。車中泊で安全に夜を越す方法を知りたい方も多いでしょう。
そこで本記事では、スキー場で車中泊する方法や死亡事故の原因、寒さ対策について解説します。車中泊を楽しめるおすすめのスキー場や必要な装備も紹介しているので、スノーボードの前夜を車で過ごしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
スキー場で車中泊はできる?
車中泊を禁止する理由と車中泊ならではのメリットを、詳しく解説します。
車中泊を禁止しているスキー場もある
スキー場の駐車場は、夜間の除雪作業があるため、車中泊を禁じる場合があります。長野県の白馬八方尾根スキー場は、夜間の駐車を禁止中です(※1)。
福島県の三ノ倉スキー場も、除雪の障害になるとして車中泊を禁じています(※2)。禁止の場所に停めると、除雪できる範囲が狭まってしまうでしょう。
※1参考:白馬八方尾根スキー場「日帰り駐車場ご利用時のお願い」
※2参考:三ノ倉スキー場「よくある質問」
スキー場で車中泊するメリット|朝一番のゲレンデでスノボ
前夜にスキー場へ移動しておけば、朝の渋滞を避けてリフトの運行開始から滑れます。整えられたばかりのゲレンデでスノーボードを楽しめる点が魅力です。
宿を予約しなくて済むため、宿泊費を抑えながら雪山へ通えるでしょう。天候や雪の状況を見て、行き先を直前に決められる点も利点といえます。
スキー場の車中泊で死亡事故が起きる4つの原因
冬のスキー場で車中泊すると、夜間の降雪や氷点下の冷え込みが、命に関わる事故を招きます。特に怖いのは、エンジンをかけたまま眠り、一酸化炭素中毒に陥るケースでしょう。車中泊での死亡事故につながりやすい主な原因は、以下のとおりです。- 原因1|雪でマフラーがふさがれ一酸化炭素中毒になる
- 原因2|エンジンをかけたまま眠ってしまう
- 原因3|寒さによる低体温症にかかる
- 原因4|エコノミークラス症候群を発症する
それぞれの原因と事故の防ぎ方について、詳しく見ていきましょう。
原因1|雪でマフラーがふさがれ一酸化炭素中毒になる
雪でマフラーがふさがれると、排気ガスが車内に流れ込んできます。JAFのテストでは、雪に埋もれた車のCO濃度が始動から16分後に400ppmへ達しました(※3)。
一酸化炭素は無色・無臭のため、気付かないうちに意識を失う恐れがあります。同じテストで除雪した車からは、COがほとんど検知されませんでした。
※3参考:JAF「クルマが雪で埋まった場合、CO中毒に注意」
原因2|エンジンをかけたまま眠ってしまう
暖房のためにエンジンをかけたまま眠ると、マフラーがふさがれても気付けません。前述のテストでは、窓を5cm開けた状態でも、約40分後に400ppmまで上昇しました。
床下にたまった排気ガスが、車内へ吸い込まれる様子も確かめられています。眠る前には必ずエンジンを切り、暖房に頼らない寒さ対策を整えてください。
原因3|寒さによる低体温症にかかる
低体温症とは、体の深部の温度が35℃以下に下がった状態を指します(※4)。軽いうちは激しい震えが起こり、進行すると震えが止まって意識が低下します。
JAFのテストでは、気温-10℃前後の夜に防寒対策をしなかった人が2時間45分で耐えられなくなったため、冬用の寝袋や毛布は欠かせません(※5)。
※4参考:日本救急医学会「偶発性低体温症」
原因4|エコノミークラス症候群を発症する
エコノミークラス症候群は、足の血流が滞ってできた血の塊が肺の血管を詰まらせる病気です。食事や水分が不足したまま長時間座り続けると、起こりやすくなります(※6)。
寒い車内ではトイレを気にして水分を控えがちですが、こまめに飲みましょう。眠るときは足を少し高くし、かかとの上げ下ろし運動も取り入れると効果的です。
※6参考:厚生労働省「エコノミークラス症候群の予防のために」
スノーボードと車中泊が楽しめるおすすめスキー場5選
スキー場の中には、RVパークやキャンピングカー用の区画を設けたり、夜間もトイレを開放したりしている所があります。設備や利用条件を比べたうえで、目的に合う場所を選びましょう。スノーボードと車中泊を楽しみやすいスキー場は、以下のとおりです。- 群馬|川場スキー場
- 群馬|草津温泉スキー場
- 福島|磐梯山・絶景の猪苗代スキー場
- 長野|HAKUBA VALLEY 鹿島槍スキー場
- 岐阜|高須スノーパーク
それぞれのスキー場の特徴や、駐車場の利用条件を詳しく紹介します。
群馬|川場スキー場
川場スキー場は、関越自動車道の沼田ICから最も近いスキー場です。立体駐車場には24時間入庫でき、土日祝は1時頃に係員が集金に来ます。
スキー場内に仮眠所はないため、夜を過ごす準備は車内で整えてください。雪道が不安な方には、道の駅 川場田園プラザから出る無料シャトルバスが便利です。
| 住所 | 〒378-0101 群馬県利根郡川場村大字谷地2755-2 |
|---|---|
| 公式ページ | 川場スキー場 |
群馬|草津温泉スキー場
草津温泉スキー場は、温泉街から車で約5分の場所に位置しています。2025-26シーズンの駐車場は年末年始を除いて無料で、24時間利用できました。
天狗山第5駐車場の車中泊サイトは、グリーンシーズンに限った営業です。冬に泊まる場合は、駐車場の利用条件を事前に問い合わせてください。
| 住所 | 〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津字白根国有林158林班 |
|---|---|
| 公式ページ | 草津温泉スキー場 |
福島|磐梯山・絶景の猪苗代スキー場
絶景・猪苗代スキー場には、日本RV協会が認定したRVパークがあります。駐車場エリアは1泊3,500円で、24時間使えるトイレや電源も利用可能です。
一般の駐車場は除雪の妨げになるため、夜間の駐車は控えるよう案内されています。スキー場で車中泊をするなら、RVパークを事前に予約しておきましょう。
| 住所 | 〒969-3102 福島県耶麻郡猪苗代町葉山7105 |
|---|---|
| 公式ページ | 磐梯山・絶景の猪苗代スキー場RVパーク |
長野|HAKUBA VALLEY 鹿島槍スキー場
HAKUBA VALLEY 鹿島槍スキー場は、長野県大町市にあるスキー場です。中央駐車場にはキャンピングカー専用の電源付きサイトがあり、トイレも24時間使えます。
利用料には、展望露天風呂「ハイランドスパ」での入浴も含まれます。ゲレンデの圧雪作業は夜通し行われるため、音に敏感な方は気を付けてください。
| 住所 | 〒398-0001 長野県大町市平20490-4 |
|---|---|
| 公式ページ | 鹿島槍スキー場ファミリーパーク |
岐阜|高鷲スノーパーク
高鷲スノーパークは、東海北陸自動車道の高鷲ICから約10分の岐阜県のスキー場です。駐車場は24時間入出庫でき、夜間もトイレが開放されています。
場内に仮眠施設はないため、防寒具や寝具は車に積んでいきましょう。駐車料金は、普通車・軽自動車ともに1台あたり1,000円に設定されています。
| 住所 | 〒501-5305 岐阜県郡上市高鷲町西洞3086-1 |
|---|---|
| 公式ページ | 高鷲スノーパーク |
スキー場の車中泊に必要な装備6選
氷点下まで冷え込むスキー場の夜を車内で安全に過ごすには、寒さと雪に備えた装備が欠かせません。エンジンを切って眠る前提で、体を温める道具と、雪から車を守る道具を揃えましょう。冬のスキー場で車中泊する際に用意したい装備は、以下のとおりです。- 装備1|冬用の寝袋(シュラフ)
- 装備2|断熱性の高い車中泊マット
- 装備3|窓の断熱シェード
- 装備4|電気毛布・湯たんぽ
- 装備5|スノーブラシ・スコップ
- 装備6|一酸化炭素チェッカー
それぞれの装備の選び方と使い方のポイントを、詳しく解説します。
装備1|冬用の寝袋(シュラフ)
冬の車中泊では、氷点下に対応した冬用の寝袋(シュラフ)が欠かせません。車内も氷点下まで冷え込むため、快適に眠れる温度に余裕のあるモデルを選びましょう。
体に沿うマミー型の寝袋は、肩口から熱が逃げにくく暖かく眠れます。それでも寒さを感じる夜は、寝袋の内側に毛布を1枚入れて保温力を補ってください。
装備2|断熱性の高い車中泊マット
座席の段差や床からの冷えを防ぐには、断熱性の高い車中泊マットが役立ちます。寝袋だけでは背中が冷えやすいため、厚みのあるマットを敷けば体温が逃げにくくなるでしょう。
銀マットとインフレーターマットを重ねれば、断熱性はさらに高まります。座席の隙間はクッションやタオルで埋め、平らな寝床を作っておきましょう。
装備3|窓の断熱シェード
窓ガラスは車内の熱が逃げやすい場所なので、断熱シェードで覆いましょう。車種専用のシェードなら窓にぴったり収まり、外からの視線も遮れます。
市販品が合わない車種では、銀マットを窓の形に切って代用できます。吸盤や面ファスナーで留めておけば、夜中にずり落ちる心配もありません。
装備4|電気毛布・湯たんぽ
電気毛布は、ポータブル電源につなげばエンジンを切った車内でも使用可能です。湯たんぽは電気を使わずに足元を温められるので、併せて用意しておくと心強いでしょう。低温やけどを防ぐため、湯たんぽはタオルで包み、同じ場所に長時間当て続けないでください。
装備5|スノーブラシ・スコップ
積もった雪を払うスノーブラシと、マフラーの周りを除雪するスコップは必需品です。朝にエンジンをかける前は、マフラーの周りに雪が残っていないか必ず確かめましょう。
スノーブラシは、氷を削るスクレーパーが一体になったタイプが便利です。スコップは折りたためる金属製を選べば、車内でも場所を取りません。
装備6|一酸化炭素チェッカー
一酸化炭素チェッカーは、車内のCO濃度が上がると警報音で知らせる機器です。無色・無臭のガスにも気付けるので、エンジンを切って眠るときも車内に置いておきましょう。
就寝前には、電池の残量と警報音が鳴るかどうかを確かめておくと安心です。警報が鳴ったらすぐに窓を開け、車外に出て空気を入れ替えてください。
スキー場の車中泊に欠かせないポータブル電源
車内で暖房器具を使うには、エンジンに頼らない電源が必要です。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を蓄電し、コンセントがない場所でも電化製品に給電できる機器を指します。排気ガスを出さないので、閉め切った車内でも安心して使えるでしょう。車のメインバッテリーを経由しないため、バッテリーが上がる心配もありません。電気毛布やポータブルエアコンを駆使して、寒さ対策を万全にできます。
冬の車中泊に合うポータブル電源の選び方と、おすすめの製品を解説します。
冬の車中泊に必要な性能|おすすめの製品
冬の車中泊では、暖房器具を一晩つけても残量に余裕のある容量が目安です。氷点下まで冷え込む車内でも動き、就寝中の音が気にならない静音性も欠かせません。
さらに冬の車中泊でポータブル電源と併せて活躍するアイテムが、走行充電器です。走行充電器とは、車両とポータブル電源を接続し、走行中の余剰電力で充電する機器を指します。
ゲレンデへの移動時間がそのまま充電時間に変わるため、長距離移動や連泊の車中泊でも、外出先での充電待ちや電源不足を減らせるでしょう。
EcoFlowは、走行充電器をセットにしたポータブル電源を販売しています。
- DELTA 3 Classic + Alternator Charger 600
- DELTA 3 Max Plus + Alternator Charger Plus 1000
それぞれのセットについて、詳しく見ていきましょう。
DELTA 3 Classic + Alternator Charger 600
容量1,024Wh、定格出力1,500Wのポータブル電源と、約1.9時間で1kWh分を充電できる最大600Wの走行充電器を組み合わせたセット。1,000Wの電気ケトルなら約10〜12回の湯沸かしができ、卓上IHなどの調理家電も電気毛布と併せて使えます。
独自のX-Boost機能により、最大2,000Wまで給電が可能。出力はコンセント3口とUSB-C2口、USB-A1口の計6ポート。スキー場の駐車場にコンセントは無いため、走行充電器の出番です。移動中に翌日分の電力を生み出せて、充電切れの心配がありません。
→CTC構造を採用し本体上部100kgの耐荷重「DELTA 3 Classic + Alternator Charger 600」
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DELTA 3 Max Plus + Alternator Charger Plus 1000
容量2,048Wh、定格出力3,000Wのポータブル電源と、約1時間で1kWh分を充電できる最大1,000Wの走行充電器を組み合わせたセット。X-Boostで最大3,800Wまで引き上げられるため、電気毛布はもちろん、ポータブルエアコンや調理家電、電気ストーブも動かせます。
AC出力は各ポート最大2,000Wの4口を含め、計10の出力ポートを搭載。移動中に電力が戻るため、連日のスノーボードでも残量に悩まされません。
→最大10,240Whまで容量を拡張「DELTA 3 Max Plus + Alternator Charger Plus 1000」
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エンジンを切って過ごすスキー場の車中泊の寒さ対策
スキー場の車中泊では、一酸化炭素中毒を防ぐため、エンジンを切って眠るのが基本です。暖房なしでも朝まで過ごせるよう、冷気を防ぐ工夫と体を温める工夫を組み合わせましょう。エンジンに頼らず夜を越すための寒さ対策は、以下のとおりです。- 対策1|窓と床からの冷気を遮断する
- 対策2|重ね着で首・手首・足首を温める
- 対策3|寝る前に温泉や温かい飲み物で体を温める
- 対策4|少しだけ換気して結露を防ぐ
暖房に頼らずに寒い夜を越すための工夫を、順番に見ていきましょう。
対策1|窓と床からの冷気を遮断する
車内の熱は、窓ガラスや床、座席の下から少しずつ逃げていきます。窓は断熱シェードで覆い、床や座席には断熱マットを敷いて冷気を遮断しましょう。
座席を倒してできた隙間からも冷気が上がるため、毛布を1枚挟むと和らぎます。頭部からも熱が逃げるので、ニット帽をかぶって眠ると効果的です。
対策2|重ね着で首・手首・足首を温める
寝るときは服を重ね着し、首・手首・足首を厚手の靴下などで覆いましょう。汗で湿った服は体を冷やすため、乾いた服に着替えてから眠ってください。
肌に触れる一枚は、汗を吸って乾きやすいウールや化学繊維を選びましょう。厚着をしすぎると寝汗で体が冷えるため、寝袋の性能に合わせて調整します。
対策3|寝る前に温泉や温かい飲み物で体を温める
寝る前に温泉で体を温め、温かい飲み物をとっておけば、冷えた車内でも寝付きやすいでしょう。ただし、前述の厚生労働省の資料では、飲酒を控えるよう勧めています。
入浴は就寝の1〜2時間前に済ませると、体温が下がる流れに乗って寝付けます。飲み物は、利尿作用の少ない白湯やノンカフェインのお茶を選んでください。
対策4|少しだけ換気して結露を防ぐ
閉め切った車内では、呼気に含まれる水分で窓が結露しがちです。窓をわずかに開けて空気を入れ替えれば、結露や空気のよどみを防げるので試してみてください。
風下側の窓を数センチ下げ、タオルを挟んでおけば雪の吹き込みも抑えられます。朝は窓の水滴を拭き取ってから走り出すと、視界不良を防げるでしょう。
スキー場で車中泊する際の注意点3選
スキー場で車中泊する際は、雪道の運転や周辺の施設、天候の変化にも気を配る必要があります。準備が不十分だと、スキー場にたどり着けなかったり、夜間に困ったりする恐れもあるでしょう。スキー場で車中泊する前に気を付けたい点は、以下のとおりです。- 注意点1|スタッドレスタイヤとチェーンを用意する
- 注意点2|トイレや日帰り温泉が近い場所を選ぶ
- 注意点3|大雪の予報が出たら無理をしない
それぞれの注意点と、具体的な備え方を順番に確認しておきましょう。
注意点1|スタッドレスタイヤとチェーンを用意する
雪道を走るには、スタッドレスタイヤの装着とタイヤチェーンの携行が必須です。チェーン規制の区間では、スタッドレスタイヤでも通れません(※7)。
2026年9月時点で、チェーン規制の区間は直轄国道と高速道路の計14区間です。着け方を事前に練習しておけば、いざというときも慌てずに済みます。
※7参考:国土交通省「チェーン規制について」
注意点2|トイレや日帰り温泉が近い場所を選ぶ
夜間もトイレを使えるかどうかは、車中泊の快適さを左右します。24時間使えるトイレがあるか、夜間に開放されるトイレはどこかを確かめましょう。
近くに日帰り温泉があれば、滑ったあとに冷えた体を温めてから眠れます。営業時間も調べておくと、スキー場に着いてからの予定を立てやすいでしょう。
注意点3|大雪の予報が出たら無理をしない
大雪の予報が出ているときは、無理に出かけず予定を変えましょう。国土交通省も、大雪時の通行止め区間を令和7年度に243区間設けています(※8)。
大雪の夜は、車が雪に埋もれたり、帰り道が通行止めになったりします。天気予報や道路情報をこまめに確認し、危険を感じたら車中泊を見送りましょう。
※8参考:国土交通省「大雪時の予防的通行規制区間」
スキー場の車中泊に関するよくある質問
スキー場での車中泊を計画していると、暖房の選び方や車内がどこまで冷えるのかが気になります。最後に、スキー場の車中泊でよくある質問と回答をまとめて紹介します。- スキー場の車中泊でおすすめの暖房器具は?
- スキー場の車中泊で車内は何度まで下がる?
それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。
スキー場の車中泊でおすすめの暖房器具は?
スキー場の車中泊では、ポータブル電源と電気毛布の組み合わせが安全です。電気毛布は排気ガスを出さず、消費電力も小さいため、車内でも使えます。
カセットガスや灯油を燃やす暖房器具は、一酸化炭素が発生する恐れがあります。狭い車内では、燃焼系の暖房器具を使わないようにしてください。
スキー場の車中泊で車内は何度まで下がる?
前述のJAFのテストでは、外気温-12.9℃の夜、エンジン停止から8時間後の車内温度は-7℃でした。エンジンを切った車内は、氷点下まで冷え込むと考えておきましょう。
同じテストで朝まで過ごせたのは、冬山用の寝袋や、毛布と使い捨てカイロを使った人だけです。寒さ対策の装備を十分に整えてから、車中泊に臨むのが賢明といえます。
まとめ
本記事では、スキー場で車中泊する方法や死亡事故を防ぐ対策について解説してきました。スキー場の車中泊は朝一番のゲレンデを満喫できる一方、禁止している所もあります。雪によるマフラーの閉塞や低体温症は命に関わるため、就寝時はエンジンを止めるのが原則です。冬用の寝袋や断熱マットで、エンジンに頼らない寒さ対策を整えましょう。
車内には一酸化炭素チェッカーを置き、万一の異変にも気付けるようにしておくと安心です。大雪の予報が出たら無理をせず、計画を見直す判断も欠かせません。
EcoFlowは、車内で暖房器具をフル稼働できるポータブル電源を販売しています。雪山での車中泊を、暖かく快適に楽しみたい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。
→最大2,000Wまで家電を稼働「DELTA 3 Classic + Alternator Charger 600」
→10ms未満で電源を自動切り替え「DELTA 3 Max Plus + Alternator Charger Plus 1000」
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