キャンプや防災、節電など、様々な場面で活躍するポータブル電源。中でも大容量のモデルは、家電の長時間運転が可能になり、幅広い需要に応えられます。一方で、ポータブル電源は数多くのメーカーから販売されており、どれを選べばよいか迷われる方も多いでしょう。
そこで本記事では、大容量ポータブル電源のおすすめ製品を紹介します。大容量ポータブル電源で使える家電や、稼働時間、用途なども掲載しているので、家族構成や使用目的に合ったポータブル電源を選びたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
大容量のポータブル電源とは
大容量のポータブル電源とは、一般的に容量が1,000Whを超えるポータブル電源です。ポータブル電源は、内部のバッテリーに電力を貯めておき、場所を選ばずに家電を動かせます。
容量とは、蓄えられる電力の総量(Wh)です。容量が大きくなるほど、家電を長く稼働できます。大容量の基準となる1kWhは、120Wの家電を7時間稼働できるだけの電力量です。
大容量ポータブル電源がおすすめの場面5選
高い電力供給能力を備えた大容量のポータブル電源は、平常時から非常時まで幅広い用途で活躍します。1日生活できるだけの電力を蓄えておけるので、非常用のバックアップ電源にも最適です。大容量ポータブル電源を使用するのにおすすめの場面を紹介します。
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場面1|アウトドア
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場面2|車中泊
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場面3|現場作業
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場面4|防災
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場面5|節電
それぞれの場面について、詳しく見ていきましょう。
場面1|アウトドア
大容量のポータブル電源は、キャンプやグランピング、釣りなどのアウトドアにおすすめです。電子レンジや電気式グリルが使えるようになれば、子供連れでも安全にキャンプ料理が楽しめます。夏や冬には冷暖房機器が使えるので、快適に過ごせるでしょう。
場面2|車中泊
車中泊に大容量のポータブル電源があると、車内生活が格段に快適なものになります。照明や調理家電、冷暖房機器などの家電を設置できれば、車内が自宅のような空間に早変わり。
ポータブル電源は車のバッテリーを経由しないので、いくら家電を使用してもバッテリー上がりの心配がありません。大容量モデルは、連泊の車中泊にもおすすめです。
場面3|現場作業
大容量のポータブル電源は、電源設備が整っていない現場作業でも大活躍します。照明機器や電動工具、測定機器などを安定して長時間稼働できるので、作業効率が向上するでしょう。発電機のように騒音や排気ガスが発生せず、夜間や住宅街での作業にもおすすめです。
場面4|防災
地震や台風などの自然災害が多い日本では、防災のために大容量のポータブル電源が重宝します。災害によって停電が長期化すると、復旧するまでは電化製品が一切使用できません。
ポータブル電源があれば、スマートフォンで家族と連絡が取り合えたり、冷暖房機器で気温対策が行えたりと、健康的な生活を維持できます。災害による停電は3日以上にのぼるケースもあるため、大容量のポータブル電源がおすすめです。
場面5|節電
電気料金が高騰する昨今、大容量のポータブル電源は電気代の節約に大きく貢献します。電気料金が安くなる深夜にポータブル電源を蓄電し、その電力を電気料金が高くなる日中に使用すれば、電気代の大幅な削減が可能です。
また、ソーラーパネルで発電した電気をポータブル電源に貯めておくと、日が沈んだ夜間にも自家消費できます。ポータブル電源が大容量であるほど、節電効果は高まるでしょう。
大容量ポータブル電源で使える家電・稼働時間

ひとえに大容量のポータブル電源といっても、容量クラスによって家電を動かせる時間は異なります。特に連泊のアウトドアや長期間の停電、大家族の節電を想定する場合は、より大容量のタイプが必要になるでしょう。
大容量のポータブル電源で動かせる家電の稼働時間は、電力ロスを考慮して「容量(Wh)× 0.8 ÷ 消費電力」で計算できます。容量クラス別に家電の稼働時間を見ていきましょう。
1000Wh~2000Whクラスの稼働時間
大容量1,000Wh〜2,000Whクラスのポータブル電源は、アウトドアや車中泊などにおすすめです。1,000Wh~2,000Whクラスにおける家電の稼働時間を紹介します。
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家電 |
消費電力 |
稼働時間 |
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LEDライト |
10W |
約80~160時間 |
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扇風機 |
40W |
約20~40時間 |
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車載冷蔵庫 |
60W |
約13~26時間 |
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電気毛布 |
120W |
約6.7~13時間 |
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電気圧力鍋 |
900W |
約0.9~1.8時間 |
2000Wh~3000Whクラスの稼働時間
大容量2,000Wh〜3,000Whクラスのポータブル電源は、連泊のアウトドアや3人家族の防災などにおすすめです。2,000Wh~3,000Whクラスにおける家電の稼働時間を紹介します。
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家電 |
消費電力 |
稼働時間 |
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LEDライト |
10W |
約120~240時間 |
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冷蔵庫 |
120W |
約10~20時間 |
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洗濯機 |
500W |
約2.4~4.8時間 |
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炊飯器 |
1000W |
約1.2~2.4時間 |
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電子レンジ |
1300W |
約0.9~1.8時間 |
3000Wh以上クラスの稼働時間
超大容量3,000Whを超えるクラスのポータブル電源は、4人家族以上の防災や節電などにおすすめです。3,000Whのポータブル電源における家電の稼働時間を紹介します。
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家電 |
消費電力 |
稼働時間 |
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50インチテレビ |
110W |
約22時間 |
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冷蔵庫 |
120W |
約20時間 |
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エアコン |
400W |
約6時間 |
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洗濯機 |
500W |
約4.8時間 |
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炊飯器 |
1000W |
約2.4時間 |
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電気ケトル |
1500W |
約1.6時間 |
大容量ポータブル電源の選び方10選
大容量のポータブル電源は、数多くのメーカーから販売されており、どれを選べばよいか迷われている方も多いのではないでしょうか。大容量になるほど価格も高くなるので、購入後の後悔を避けるためには、用途に合わせて慎重に選ぶ必要があります。
大容量ポータブル電源のおすすめの選び方を紹介します。
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選び方1|実容量
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選び方2|定格出力
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選び方3|持ち運びやすさ
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選び方4|充電方法
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選び方5|充電速度
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選び方6|出力ポート
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選び方7|耐久性
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選び方8|安全性
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選び方9|寿命
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選び方10|機能性
それぞれの選び方について、詳しく見ていきましょう。
選び方1|実容量
大容量のポータブル電源を選ぶ際は、実容量が用途に適しているかが重要です。家電の稼働時間に関わる容量ですが、製品に表示されている容量が全て使えるわけではありません。
ポータブル電源から電化製品に給電する際には、直流から交流への変換時に20%程度の電力ロスが発生します。そのため、ポータブル電源の実容量は、表記の80%程度です。
選び方2|定格出力
大容量ポータブル電源の定格出力は、同時に動かせる家電の種類に影響します。定格出力(W)とは、ポータブル電源が安定して出力し続けられる電力です。
定格出力が高いほど、同時に使える家電の幅が広がります。同時に使いたい家電の消費電力を合計した値が、ポータブル電源の定格出力を下回っているかに注目しましょう。
選び方3|持ち運びやすさ
大容量のポータブル電源を頻繁に持ち運ぶ場合は、製品の携帯性が重要です。軽量・コンパクトなタイプを選べば、屋内外問わず気軽に持ち運べて、狭い場所にも収納できます。
特に大容量のポータブル電源はサイズ・重量が大きくなりやすいので、注意しましょう。かさばるポータブル電源は持ち運びがストレスになり、使用頻度の低下につながります。
選び方4|充電方法
幅広い充電方法に対応した大容量ポータブル電源を選ぶと、あらゆる状況でも素早く充電が可能です。特に屋外では、必ず近くにコンセントがあるとは限りません。
大容量ポータブル電源の利便性を向上させる、おすすめの充電方法は以下のとおりです。
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充電方法 |
内容 |
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シガーソケット充電 |
車内に搭載されているシガーソケットから充電する |
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走行充電 |
オルタネーターで発電された余剰電力から走行中に充電する |
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ソーラーパネル充電 |
日照時間に太陽光発電された電力で充電する |
選び方5|充電速度
大容量ポータブル電源の充電速度は、使いたい時にすぐ使えるかに直結します。充電速度の遅いタイプを選んでしまうと、満充電の状態で使える場面が少なくなり、性能を最大限発揮できません。充電忘れや、突発的な停電に備えて、急速充電できるタイプがおすすめです。
選び方6|出力ポート
ポータブル電源の出力ポートは、使える家電の種類や同時接続数に直結します。せっかく大容量のポータブル電源を選んでも、出力ポートの種類や数が少なければ、使いたい家電が動かせません。AC、USB-A、USB-C、DCの出力ポートを10口以上備えていると安心です。
選び方7|耐久性
大容量のポータブル電源を屋外に持ち出して使用する場合は、耐久性も重要です。耐震性や耐衝撃性に優れたタイプであれば、車の揺れや万が一の落下にも備えられます。
特に大容量のポータブル電源はサイズ・重量が大きい傾向にあり、物にぶつけたり、落下したりするリスクが高まります。耐久性の高さは、長く安心して使用するために必須です。
選び方8|安全性
大容量のポータブル電源には、少なからず発火や感電のリスクがあります。あらゆる環境下でも安全に使用できるよう、BMSが搭載されたポータブル電源を選びましょう。
BMSとは、電流・電圧・温度を常に監視し、異常が検知されると保護してくれる機能を指します。PSEマークや防災製品等推奨品マークなどが付与されているとさらに安心です。
選び方9|寿命
大容量ポータブル電源の寿命は、充放電サイクルによって決まります。充放電サイクルとは、0%から100%まで充電し、再び0%に使い切るまでを1回とした時の指標です。
例えば、充放電サイクルが1,000回のポータブル電源を毎日1回充放電した場合、約2年半はバッテリーの性能を維持できます。大容量のポータブル電源に搭載されるバッテリーは、充放電サイクルが約4,000回の長寿命を誇るリン酸鉄リチウムイオン電池がおすすめです。
選び方10|機能性
大容量ポータブル電源の利便性は、搭載されている機能によっても左右されます。用途に合った機能が充実している製品を選びましょう。おすすめの機能は、以下のとおりです。
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停電が発生すると、瞬時に電気供給源がポータブル電源へ切り替わる
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悪天候が予想されると、ポータブル電源への充電が優先される
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電力使用のピーク時間とオフピーク時間に基づいて充放電を管理する
大容量ポータブル電源のおすすめ製品3選

大容量のポータブル電源は、売上高と販売台数が世界No1の実績を誇るEcoFlow製品がおすすめです。高出力・大容量でありながら、持ち運びやすい軽量・コンパクト設計と、業界最大級の急速充電を実現。アウトドアから防災まで、幅広い電力需要に対応します。
大容量ポータブル電源のおすすめ製品は、以下のとおりです。
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DELTA 3 1500
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DELTA 3 Max Plus(2048Wh)
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DELTA Pro 3
それぞれの製品について、詳しく見ていきましょう。
DELTA 3 1500
1kWhクラスの製品と変わらないサイズ感でありながら、容量が1.5倍に進化したポータブル電源。1,500Wの定格出力を備え、独自のX-Boost機能では最大2,000Wの家電が動かせます。出力ポートは15個も搭載されているので、複数台への同時給電も可能。
業界最速クラスの急速充電を誇り、最短60分で80%まで充電できます。容量を最大5.5kWhまで拡張でき、アウトドアから大家族の停電対策まで幅広く活躍するでしょう。
${product_1}
DELTA 3 Max Plus(2048Wh)
定格出力3,000W、大容量2,048Whのポータブル電源。最大3,800Wの電化製品に対応し、拡張後の容量は最大10,240Wh。92%の高い電力変換効率により、電力を無駄にしません。
4つのAC出力を2つに分けてコントロールできるので、「夜はエアコンと冷蔵庫をオン、照明だけオフ」といった便利な使い方もできます。主要ポートは前面に集約しており、スムーズな接続が実現。X-Stream急速充電技術により、わずか108分で満充電できます。
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DELTA Pro 3
定格出力3,600W、大容量4kWhのポータブル電源。容量を最大12kWhまで拡張でき、X-Boost機能で最大5,100Wの家電を稼働できます。200Vの大型電化製品にも対応しているので、4人家族以上の節電や停電対策にもおすすめです。
単相3線式により、分電盤につないで蓄電池、ケーブルを抜けばポタ電にもなります。最大2600Wのデュアルソーラー充電により、最短約2.2時間で満充電が可能です。
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大容量ポータブル電源を使用する際の注意点3選
アウトドアから防災まで幅広い用途で活躍する、大容量のポータブル電源。しかし、大量の電気を扱うため、使い方を誤るとバッテリーの劣化や重大な事故にもつながりかねません。
大容量ポータブル電源を使用する際の注意点は、以下のとおりです。
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注意点1|環境温度範囲内で使用・保管する
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注意点2|過充電・過放電を避ける
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注意点3|定期的にメンテナンスする
それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。
注意点1|環境温度範囲内で使用・保管する
大容量のポータブル電源は、製品に定められた環境温度範囲内で使用・保管してください。ポータブル電源に採用されているリチウムイオン電池は、高温や低温の環境下で性能が低下します。バッテリーの劣化も加速するので、容量の低下や寿命の短縮につながるでしょう。
注意点2|過充電・過放電を避ける
大容量のポータブル電源にとって、満充電の状態が続く「過充電」や、充電が0%の状態で放置される「過放電」は、バッテリーの劣化を助長します。
充電が100%になったら、速やかに充電ケーブルを抜きましょう。また、ポータブル電源をしばらく使わない場合でも、80%程度まで充電して3ヶ月に1回は充電してください。
注意点3|定期的にメンテナンスする
大容量ポータブル電源の性能を維持するには、定期的なメンテナンスが欠かせません。まずは、柔らかい乾いた布で汚れを拭き取りましょう。バッテリーを長持ちさせるために、3ヶ月おきの充放電も重要です。不具合がある場合は、メーカーのサポートを受けてください。
まとめ
本記事では、おすすめの大容量ポータブル電源について解説してきました。
大容量のポータブル電源とは、一般的に容量が1,000Whを超えるポータブル電源を指します。家電を長時間動かせるので、アウトドアから防災まで幅広く活躍するでしょう。
大容量ポータブル電源は、サイズ・重量が大きくなりやすいので、持ち運びやすさに注目する必要があります。性能を最大限発揮するためには、急速充電できるかも重要です。
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